【LPSの安全性】(積極的に取り入れましょう)

【パントエア菌 LPS の安全性】

パントエア菌は、主に土壌に生育して、私達が日常食べている穀物や野菜・漢方薬などの食用植物に共棲し、植物の成長に欠かせない働きをしています。農山村では、空気中にも多く存在します。

人は昔から、食物と一緒に「パントエア菌LPS]を摂取すると共に、日常的に鼻や口から吸い込み体に取り入れています。

農薬や化学肥料は、パントエア菌を殺す作用をします。このため、農薬や化学肥料を使用した作物に含まれる「パントエア菌LPS」は少ないです。

※「LPS」は、パントエア菌に含まれる成分です。

「パントエア菌LPS」は、体内で作る事ができない為、呼吸や食事から取り入れていて、免疫細胞(マクロファージを活性化させてきた大事な菌と言えます。

また、農薬や化学肥料の影響を受けにくい海藻には、「パントエア菌LPS」が多く含まれます。

しかし、この免疫細胞(マクロファージ)は、加齢やストレスが原因で、免疫細胞も元気がなくなってきます。

 

その為にも、積極的に取り入れるのが良いとされています。

【LPS効果】(がん予防)

【LPSでがん予防】
 マクロファージとNK細胞、がんと闘うふたつの細胞を活性化

がんを体か ら排除するためには、手術や制がん剤などによる治療だけで
なく、 免疫の力も不可欠です。特異的にがん細胞を殺すことのできるキラー
T細胞を誘導できれば、がんに対抗することも可能です。

しかし、そのためにはまず、 がん免疫を誘導する必要があります。つまり、マクロファージががんを異物として認識し、ここで得られたがんの情報をT細胞やB細胞に渡し、がん免疫を成立させています。

また、がん免疫を機能させるには、リンパ節のマクロファージが重要なことがわかつてきま した。がんワクチンを皮下に投与することがリンパ節のマクロファージに情報を送るのに適しており、注目されています。

さらに、最近の研究では、NK細胞 とマクロファージの共同作業もがんの排除に重要なことがわかってきました。NK細胞が、インターフェロンーγ※によつてマクロファージを活性化し 、がんを攻撃するマクロファージと、がんの抗原を提示するマクロフアージを誘導するのです。

マクロファージを活性化することがわか つているLPSですが、実はNK細胞の活性化も誘導することが研究によつて明らかになつてきました。さらに、LPSは制がん剤の副作用を抑制するという研究データもあります。

LPSは、強力な自然免疫を発動させるとともに、がんの治療による体への負担軽減も期待できるのです。

※ インターフェロン‐γとは、
感染症やがんに対して免疫系反応を促進するたんぱく物質であるインターロイキンの一種

【LPS効果】(アルツハイマー予防)

【LPSでアルツハイマー予防】
 マクロファージにとって異物であるアミロイドβたんぱく質を食う

認知機能の低下や人格の変化などを主な症状とするアルツハイマー病。専門家の意見では65歳以上の日本人の10%、およそ242万人に達しているといいます。

アルツハイマー病の病因は、老人斑を構成するアミロイドβという不溶性たんぱ く質が脳に溜まり、神経原線維に変化が生じ、神経細胞死に至ることで認知機能の低下などが引き起こされると考えられています。

アミロイ ドβは誰の脳にもできていて、早い人では40歳代から蓄積が始まるともいわれていますが、通常は脳内のマクロファージであるマイクログリアが捕食して取り除いてくれています。マクロファージの機能を活性化させることで、 アルツハイマー病は抑制できる可能性もあるわけです。

アミロイ ド βができやすいように遺伝子操作したマウスに、低分子量のLPSを腹腔内投与する実験によると、マイクログリアのアミロイ ドβ 貪食能が、LPSによって高まることがデータ上で明らかになりました。

もちろん、脳の老人斑も抑制されることが確認されています。現在のところ、 アルツハイマー病は症状を遅らせる治療しかありません。しかし 、LPSによつて近い将来、アルツハイマー病は “ 予防できる病気”になるかもしれません。

【LPS効果】(高脂血症予防)

【LPSで高脂血症予防】
 善玉コレステロールは減らさずに、悪玉コレステロールのみを減らしてくれる

生活習慣病の代表格、 高脂血症 は、血液の中にLDL( 低比重リポたんぱく質: 酸化LDLは動脈硬化などの原因物質) などが過乗 」に増加している状態です。
マクロフアージには、この酸化LDLを取り込む作用があることがわかっています。

コレステロールは、ホルモンの材料になつたり細胞膜を作るなどの重要な役割をを担つており、決して不要なものではよありません。しかし、中性脂肪が増えると、LDLが増加 し、一方でHDLが減少し、不要なコレステロールを回収できなくなり、動脈硬化が進んでしまいます。LPSには、HDLは減らさず、LDL値のみを下げる働きがあるのです。

家族性の高脂血症を発症しているウサギに、LPSを飲み水に混ぜて与えたところ、 摂取させている期間は血中コレステロール値が下がっていくことが明らかになつています。このとき、LDLの値が下がる一方で、 善玉コレステロールと呼ばれるHDLの値には変化が見られませんでした。

実験では、LPSを摂取させたウサギの血中コレステロール値が、3週間ほどで200m g/dl も下がるという結果が出まし た。そして、摂取を止めても 1ヵ月程度は低い値を維持していたものの、その後は徐々に上昇することも明らかになりました。LPSによるマクロファージ活性化は、高脂血症予防の可能性も示唆しています。

【LPS効果】(糖尿病予防)

【LPSで糖尿病予防】
 マクロファージが糖尿病患者の体内で作られるAGEsを排除

最終糖化産物「AGEs( avanced glycati on end-products) 」一糖尿病患者の体内で大量に作りだされている物質で、全身の血管で動脈硬化を起こさせる恐ろしい物質です。

日本では、 糖尿病と糖尿病予備群の合計は2, 050万人。なんと国民の5人に1人が該当するといわれていますが、 糖尿病患者の半数もの人が治療を受けていないという報告もあります。しかし、糖尿病の本当の恐ろしさは、合併症にあります。

糖尿病の3大合併症と呼ばれる、神経障害、網膜症、腎不全などを引き起こしま
す。最悪の場合 には、手足の切断、失明、人工透析などの大きな負担を余儀なくされることもあります。このような合併症の引き金となるのがAGEsであり、 慢性的に高血糖が続くことで生成が促進されます。

このAGEslは、マクロファージにとっては異物。見つけ次第、むしゃむしゃと食べて排除してくれています。LPSでマクロファージを活性化させることで、貪食能がより高まり、AGEsの排除が促進されます。

生まれつき糖尿病を発症する特殊なマウスを使つた実験でも、LPSの皮内注射によつて糖尿病の発症が遅れることがわかりました。ランダム化比較ヒト試験でも、明らかな血糖値の低下が認められています。

【LPS効果】(老化防止)

【LPSで老化予防】
 骨を丈夫にし、マクロファージの寿命も延ばす

加齢に伴つて発症する病気のひとつに骨粗しょう症があります。とくに女性の場合は閉経後のホルモンバランスの乱れによつ て、骨粗しょう症のリスクが高くなることが知られています。

骨は、破骨細胞と骨芽細胞の働きによつ て代謝・維持されています。この“骨サイクル”と呼ばれる骨の代謝のバランスが崩れると骨粗しょう症が起こりますが、LPSは、この骨サイクルを促進させることが知られています。

LPSによつてマクロファージが活性化されれば、高齢の女性でも丈夫な骨を維持 することが可能になるわけです。女性ホルモンに似た作用を持つ大豆イソフラボンを含む粉末豆乳にカルシウ ムを配合したものと、これにLPSを添加した2種類の食品を使用し 、40歳以上80歳未満の女性計48名に対する3ヵ月間ランダム化比較ヒト試験を行いました。

この結果、LPSを含むものを摂取したグループは、LPSなしのグループと比較して、骨密度の減少率が低いことがわかりました。また、LPSは、細胞の寿命を決定するテロメア※にも作用することがわかつてきました。LPSは、マクロファージ等の細胞のテロメラーゼ活性を高めるため、これらの細胞を若返らせる可能性があると考えられます。 病気に負けない体 づくりを助けるLPSは、老化予防にも大きく貢献するのです。

※ テロメアとは、
染色体の末端にある染色体を保護する構造物。細胞が分裂するたびに短くなつていく。生殖細胞などでは、テロメラーゼという酵素があり、テロメアの短縮を防いでいる。

【LPS効果】(美肌・肌の修復)

【LPSで美肌効果】
 ヒアルロン酸を作りだす繊維芽細胞を活性化して美肌へと導 く

皮膚のハリやツヤ、 若々しさを保つヒアルロン酸は、 人間の体の中で作 られるものですが、 加齢に伴 つて減少 していきます。ヒアルロン酸を補うため、化粧品やサプ リメン ト などが用い られますが、高分子のヒアルロン酸は、ほとんど皮膚からは吸収されず、 胃や腸で分解されてしまうため、十分な効果は期待
できないとしいわれています。

皮膚のマクロフアージ(ラングルハンス細胞、樹状細胞、組織球など) は、LPSにより活性化されたケラチノサイトからの刺激を受けると、繊維芽細胞の増殖を促進する因子を分泌し、 ヒアルロン酸の合成を促進することが期待できます。

この働きには、美容分野もさることながら、大傷など皮膚のケガの治療にも役立つことができます。皮膚のマクロフアージの活性化で、皮膚の傷を修復したり、 新しい細胞が生まれるのを促進する働きが期待できます。

中国の病院で行われた実験では、両手の甲を火傷した患者に対して、左手にはLPSを配合したクリ ームを、右手にはプラセボ※を塗って観察しました。すると、LPSを配合したクリームを塗った左手は、右手に比べて傷の治りが優位に早く、皮膚の再生が促進されていることがわかつたそうです。

美肌作りを助け、皮膚のケガも素早く修復するLPSは、美容と医療の両面から注 目を集める成分といえそうです。

※ プラセボとは、
有効成分を含まない薬。偽薬。薬を使ったと思うだけで心理的作用が働き、効果を表すこともある。これをプラセボ効果という。

【LPS を含む食品とは】

LPS の良さが理解できたところで、どんな食品に、LPS は、多く含まれているのでしょう。

LPS は、植物共生細胞として、植物に付着しています。

米、そば、レンコン、じゃがいも、さつまいも、椎茸、キャベツ、レタス、白菜、小松菜、ツルムラサキ、ほうれん草、人参、大根、などの穀物や野菜。

リンゴ、梨、バナナ、などの果物。

これらは、調理法を選びません。生で食することで、生きたまま、細菌が口に入り、LPS が体に入ります。また、食材を加熱すると細胞は死にますが、細菌の構成成分は摂取できます。

しかし、精製された米や小麦では、LPS の含有量は少なくなりますので、玄米や雑穀米、パンであれば、ライ麦パンなど、“ブラウン系”のほうが、LPS 多く含んでいます。

また、農薬を用いた土壌では、共生細菌が減るため、LPS も少なくなります。できるだけ、自然のまま栽培された作物を皮ごと食することがLPS を多く摂取できます。

【LPS は、美肌にもいい】

女性にとって、《美肌》は、永遠のテーマ。

皮膚は、3層より構成され、外側から表皮・真皮・皮下組織となり、表皮を構成する細胞は主に角化細胞(ケラチノサイト)であります。その他に、メラノサイト・ランゲルハンス細胞があります。

今までの LPS の作用は、皮膚のマクロファージといえる 《ランゲルハンス細胞》への働きでしたが、最近の研究では、LPS は、表皮を構成する《ケラチノサイト》や真皮の《T細胞》にも働きかけ、皮膚のバリア機能や自然治癒力を高めたり、炎症を抑制することが解ってきました。

皮膚の免疫力は、皮膚の美しさと深く関係しています。

■ ターンオーバー:細胞増殖

■ クリアランス:老廃物除去

■ ヒーリング:細胞の修復

このように、肌を美しく保つ為には、《ランゲルハンス細胞》をはじめとする《皮膚細胞》を元気に保つ事が大切です。

そこで、LPS を配合したクリームやローションの経皮による摂取で、肌の免疫力を高め皮膚の回復をはかることができます。

次回は、【LPS を含む食品とは】

【LPSの治す力】

LPS がマクロファージに働きかける力は、私たちの健康を左右する<免疫細胞群>であることがわかります。

人が望むことは、病気にかかってからではなく、病気にかかる前に働きかける【予防医学】です。その観点からも重要な<免疫細胞群>であります。

● 胃潰瘍を治す。

● 腎臓結石の治療を助ける。

● 肝硬変を治す。

● やけどの改善。

● 疼痛・神経痛の緩和効果。

● 手術後の痛みに対する鎮痛効果。

このように、本来、体に備わっているはずの、自己治癒力 を利用することができます。

次回は、【LPS は、美肌にもいい】