LPSとは

LPSは“リポポリサッカライド”の略で、免疫ビタミンと言われ、生物が生きていくには必須の成分ということが最新の研究で解りました。

LPSを専門的に言うと、パントエア菌という菌で、元来、お米、果物(りんご、トマト)・じゃがいも・さつま芋・昆布、メカブなど食物にはなんでもくっついている菌で、空気中にもあるものなのです。

ただ、現代では、環境がキレイになって食べ物も除菌する時代になりその菌を洗い落としてしまう事で、なくなってきている貴重な菌(金みたい)なのです。

そのLPSが最近の研究でわかってきたのは不足すると癌やアトピー・アレルギー、肌の荒れまでなど、色々な病気になる事が分かってきたのです。

なぜそういう病気にかかりやすくなるか、メカニズムを分かりやすく説明すると

人間・虫・魚など、生き物すべて体の中には細胞があって、人類の生物すべてに存在しているのが、マクロファージというものなのです。

人間には、頭の先からつま先までマクロファージの細胞は体のどこにでもいて、その細胞がきちんと働かないと病気になりやすくなります。

ただ、マクロファージは元気になりすぎると体の中で早く死んでしまうのが、欠点です。

どういう状態が一番いいかというと・・・

ボクシングでいうと構えている状態、
野球のバッターでいうといつでも打てる状態。
この状態をプライミングといいます。

プライミング状態にしておくと病原体やウィルスなどの異物が体に入ってきたときに体の準備ができている為、すぐに戦ってやっつけてくれます。

ノーベル生理学賞で解明されているメカニズムで、人間の細胞をプライミング状態にできるのがLPSなのです。

国立大学法人 香川大学医学部(杣先生グループ)は長年の研究で、LPSを色んな食物、果物から効率的にとってきて口から飲んだり、皮膚に塗ったりしても100%安全な成分にする事に成功したのです。

乳酸菌やキノコなど体の細胞を元気にさせる成分は他にも色々ありますが、
その成分よりもはるかに少ない量で体の細胞を元気に出来る事を解明しています。
同時に細胞を元気にさせる経路は、人間の肩もみでたとえられます。

右肩は、キノコや乳酸菌が押す。左肩はDNAが押す。だけども一向に肩こりがよくなりません。
そこで、くびの付け根のツボをLPSが押すのですが、そうすると肩こりが治って元気になるというメカニズムです。

両肩のツボをマッサージできる成分はたくさんあるのですが、首の付け根の根幹ツボを押せるのはLPSしかないのです。

これが、一番良い、人間の細胞のマッサージ方法なのです。

nakuro

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