第2回 風邪予防の話(2008年2月 No.2より)

【マクロファージの特技は 「体の中の異物を食べる」 こと!】

 

ヘックション。
これは、いきなり失礼。寒い日が続くが、皆さんは元気かな? なに、風邪をひいた?それはいかんのう。・・・・
なに、風邪薬は飲んだから大丈夫?・・・そう言えば、風邪薬で風邪が治ったと思っている人が多いようじゃが、そんなことはないぞよ。風邪を治すのは自分の体なんじゃ。薬には熱を下げる解熱剤やのどの痛みを抑える消炎鎮痛剤などが入っているが、ウイルスはそれでは除去されんで、体の症状を和らげてくれるに過ぎんのじゃ。それに、下手に熱を下げてしまうと、風邪が長引くこともわかっておる。本当は、体に備わっている自然免疫、この前話した、マクロファージという細胞じゃな、あれがウイルスをちゃんと異物として見つけて、食べて、分解してしまうのじゃ。だから、最初から自然免疫をしっかりと働くようにしておけば、風邪もひかんわけなのじゃな。これが、風邪の予防という訳じゃ。
へ、へ、ヘックション。わしの場合は、マクロファージ活性化酒をいただくとするかのう。
ひげ博士

 

出典:特定非営利活動法人環瀬戸内自然免疫ネットワーク発行ニュースレター

第1回 自然免疫の話(2007年11月 創刊号より)

【自然免疫とは「自然治癒力」のこと。
体の中に備わっている自然治癒力を高めるため、マクロファージを活性させよう!】

 

皆さん!おなじみひげ博士じゃ。LSIN創刊号とはめでたい。そこでとっておきの話をしよう。
そもそも、自然免疫とはなにか?けっして難しくはないぞよ!
人間は単細胞から進化したことは知っているじゃろう。その単細胞も生きていこうとすれば外敵から身を守らなくてはならぬ。単細胞の持つ外敵から身を守る仕組みそれが自然免疫じゃ。自然免疫は皆さんの体の中で進化の歴史をちゃんと残している。勿論皆さんには高度な免疫も備わっている。けれど自然免疫がきちんと働かないと高度な免疫もきちんと働かないことが分かっているのじゃ。自然免疫は体中にあるマクロファージという細胞が担っている。マクロファージはロシアのメチニコフという学者が100年前に発見したのじゃ。つまりマクロファージの力を強めると自然免疫の働きが盛んになるというわけじゃ。

ひげ博士

出典:特定非営利活動法人環瀬戸内自然免疫ネットワーク発行ニュースレター