【女性の薄毛の悩み】(女性特有の原因)第14話

薄毛に悩む方が知りたいことは、何故、薄毛になるのかの【原因】や【対策】です。

男性と女性の薄毛には、重なる部分もありますが、女性の薄毛には、女性特有の原因があります。【女性の薄毛の悩み】(FAGA (女性男性型脱毛症)原因)第13話 でもお話したとおり、その原因は、加齢や女性ホルモンの減少にあります。

女性ホルモンのエストロゲンの減少が、薄毛に直結しています。そもそも、エストロゲンは、なぜ、髪の毛に良いのでしょうか?

それは、エストロゲンが、毛周期に重要な役割を果たすからです。エストロゲンが、毛髪の成長を持続させているからです。

さらに、【女性の薄毛の悩み】(毛周期)第7話)で触れたとおり、1本の毛周期が、4年から6年で、毛髪は、日々作られ、成長します。何らの原因により、そのサイクルが乱れ、毛周期が短くなると、正常に戻すことは難しく、専門的な治療が必要になります。

【女性の薄毛の悩み】(FAGA (女性男性型脱毛症)原因)第13話

【FAGA (女性男性型脱毛症)】の原因は、40代から発症する割合が多く、高齢の方に多く現れますが、なかには、20代でも発症します。これは、加齢とともに女性ホルモンが低下するうえ、更年期によって、さらに、女性ホルモンの分泌が減少することで、相対的に、男性ホルモンが過剰・優位となるために発症すると考えられています。

また、父親の男性系親族が薄毛の人がいると発症しやすいともいわれています。

【女性の薄毛の悩み】(FAGA 女性男性型脱毛症)第12話

薄毛に悩む女性の実に半数が、【FAGA (女性男性型脱毛症)】です。その特長は、主に生え際から後頭部にかけて抜け毛が増え、それと同時に、毛髪が軟毛化することにより、地肌が透けて見える様になる脱毛症です。

いわゆる、【AGA(男性型脱毛症)】と似てることから、女性=Femaleの【F】をつけた、【FAGA】症状です。

しかし、女性の【FAGA (女性男性型脱毛症)】は、男性の【AGA(男性型脱毛症)】のように、生え際が、“M字型”に薄くなったり、後頭部の毛髪がすべて抜け落ちたり、最終的に、ツルツルになることは、ありません。

【女性の薄毛の悩み】(薄毛は遺伝?)第11話

男性ホルモンを感受するレセプター(受容体)が、あるか、ないかが、薄毛のカギ!

人間の体が、ホルモンの情報を受け取るには、細胞がそのホルモンに対するレセプター(受容体)を備えていることが条件です。

と、いうことは、男性ホルモンの受容体をもっていれば、薄毛になり、もっていなければ、薄毛にはなりません。

これは、遺伝が関与しており、親から遺伝によって、このレセプターを受け継ぐと薄毛になります。

薄毛そのもの物が遺伝するわけではなく、男性ホルモンのレセプターがあるか、ないかが、遺伝なのです。

【女性の薄毛の悩み】(薄毛の原因物質DHT)第10話

薄毛になるには、必ず、要因があるはずです。そのことを突き止めることで、また、知ることで、改善をはかることができます。

毛包の中には、Ⅱ型5αリダクターゼという酵素が存在します。また、毛細血管の血中には、【テストステロン】という、男性ホルモンが循環しています。この2つが、毛乳頭部分で出会い、結び付くと、【ジヒロドテストステロン(DHT)】という物質が生まれます。

この【DHI】こそが、薄毛の元となる原因物質 です。

この原因物質【DHI】は、男性ホルモンの受容体と結びつく力は、5~10倍と言われており、様々な遺伝子群に作用を及ぼします。

その遺伝子群の中でも、以前お話ししました、【TGF-β1】毛質に働きかける作用は、成長期から退行期に移行する現象を促進する。)と結び付くと、その作用を制御してしまい、薄毛の原因になります。

【女性の薄毛の悩み】(AGA)第9話

薄毛のメカニズムで、日本の男性の7割が発症するといわれる、【AGA】では、<毛周期><成長期>が短くなり、<休止期>にとどまってしまう毛包が、多くなると考えられます。

<成長期>が短いということは、充分に成長できず、太く長く成長することができず、抜け落ちてしまったり、細く短い毛ばかりなります。

このように、もともと、黒く、太い毛が、細く、弱くなる現象を【軟毛化】と言います。

さらに、毛包自体が小さくなり、毛周期が短いサイクルになることを【ミニチュア化】といい、これが、【AGA】の本質で、【ミニチュア化】した状態が、薄毛に見える原因です。

この原因に大きくかかわっているのが、【男性ホルモン】ですが、【男性ホルモン】単体が原因でおこるわけではありません。

【女性の薄毛の悩み】(薄毛のメカニズム)第8話

発毛のメカニズムをしった上で、次に、『薄毛のメカニズム』をひも解いていきましょう。

そもそも、人は、なぜ、薄毛になるのでしょうか?

昔は、黒く、元気な毛髪が、なぜ、薄くなっていくのでしょうか?薄毛になる人と、ならない人の違いは、何が違うのでしょうか?まず、“男性のメカニズム” について、みていきましょう。

かつて、薄毛は、男性の悩みでしたが、昨今、女性にも、男性の薄毛に似た症状をもつものがあります。そこで、男性の薄毛を知ることは、女性の薄毛を考えるうえで役に立ちます。

男性の薄毛で最も多い症状は、【AGA(エージーエー)】Androgenetic Alopecia の略で「男性型脱毛症」の意味です。

成人男性によくみられる髪が薄くなる状態のことで、思春期以降に額の生え際や頭頂部の髪が、どちらか一方、または双方から薄くなっていきます。

一般的に遺伝や男性ホルモンの影響などが主な原因と考えられています。
抜け毛が進行し、うす毛が目立つようになります。

日本の男性は、7割がこの【AGA】を発症するといわれています。

女性でも、同じように起こるもので、Femaie の <F>をとって、【FAGA(エフエージーエー】(女性男性型脱毛症)言います。

【女性の薄毛の悩み】(毛周期)第7話

毛髪には、毛周期と言って、生えて伸び → 成長して止まって → 抜け落ちる。このように、一定のサイクルをもっています。

正常なサイクルは、成長期:2~6年、退行期:2~3週間、休止期:2~3ケ月です。

女性の場合は、4~6年、一生のうちに15~30回くらいの毛周期を繰り返します。

上の図のように、薄毛の毛周期は、実に成長期が短くなることが原因です。これをどのように正常に戻すかを、色々な角度から、丁寧にご案内して参ります。

【女性の薄毛の悩み】(細胞成長因子)第6話

【毛母細胞】が毛髪のもとであることは、発毛のメカニズムでお伝えした通りですが、毛髪を育毛には、<細胞成長因子>が大きく関係してきます。

■毛髪にプラスに作用する細胞成長因子

【KGF(FGF7)】:別名:ケラチノサイト成長因子(繊維芽細胞成長因子):毛髪に働きかける作用は、髪の成長にかかわる細胞成長因子の中でも最も重要とされる。毛周期の成長期を促進し、毛包の細胞を分化し、増殖させ、毛幹を太くする。

【IGF-1】:別名:インスリン様成長因子-1:毛質に働きかける作用は、毛包の細胞の増殖及び毛周期における成長期促進、大豆イソブラボンにより分泌が促進される。

【HGF】:別名:肝細胞成長因子:毛質に働きかける作用は、毛周期における成長期を促進させる。ミノキシジル概要との併用で作用増強。

【VGEF】:別名:血管内皮細胞成長因子:毛質に働きかける作用は、毛周期を制御し、育毛の促進、毛包及び毛髪の増量に働く。

【PDGF-AA】:別名:血小板由来細胞成長因子:毛質に働きかける作用は、上皮毛包の相互作用及び、毛包の真皮間葉系の相互作用に必須。

■毛髪にマイナスに作用する細胞成長因子

【TGF-β1】:別名:トランスフォーミング成長因子-β1:毛質に働きかける作用は、成長期から退行期に移行する現象を促進する。

【TGF-β2】:別名トランフォーミング成長因子-β2:毛質に働きかける作用は、成長期から退行期に移行する現象を促進する。

 

【女性の薄毛の悩み】(毛髪の物質)第5話 

毛髪を輪切りしてみると、3層に分かれています。

一番中心にある【毛髄質(メデュラ)】は、空洞になっています。ここに空気を通すことで、頭を熱から守ります。

毛質の外側には、【毛皮質(コルテックス)】があります。毛皮質は、細い繊維状のタンパク質(ケラチン)の束で、頭髪の大部分を構成しています。

この『ケラチン』は、【シスチン】というアミノ酸が、ケラチン繊維のつながりを結ぶことによって、髪の毛は、強さやしなやかさを持ちます。

さらに、毛髪の一番外側を覆っている物質が【キューティクル】です。キューティクルは、髪の毛の【艶(つや)】をつくるものとして知られていますが、実は、『シスチン』が結合し、 1/1000 mm  のウロコ状の物質が、何層(3~10枚)にも重なりあって、毛髪の内部を保護しています。

毛髪を強く丈夫に保つには、この『ケラチン』と『シスシン』が、重要です。