【毛母細胞】が毛髪のもとであることは、発毛のメカニズムでお伝えした通りですが、毛髪の育毛には、<細胞成長因子>が大きく関係してきます。
■毛髪にプラスに作用する細胞成長因子
【KGF(FGF7)】:別名:ケラチノサイト成長因子(繊維芽細胞成長因子):毛髪に働きかける作用は、髪の成長にかかわる細胞成長因子の中でも最も重要とされる。毛周期の成長期を促進し、毛包の細胞を分化し、増殖させ、毛幹を太くする。
【IGF-1】:別名:インスリン様成長因子-1:毛質に働きかける作用は、毛包の細胞の増殖及び毛周期における成長期促進、大豆イソブラボンにより分泌が促進される。
【HGF】:別名:肝細胞成長因子:毛質に働きかける作用は、毛周期における成長期を促進させる。ミノキシジル概要との併用で作用増強。
【VGEF】:別名:血管内皮細胞成長因子:毛質に働きかける作用は、毛周期を制御し、育毛の促進、毛包及び毛髪の増量に働く。
【PDGF-AA】:別名:血小板由来細胞成長因子:毛質に働きかける作用は、上皮毛包の相互作用及び、毛包の真皮間葉系の相互作用に必須。
■毛髪にマイナスに作用する細胞成長因子
【TGF-β1】:別名:トランスフォーミング成長因子-β1:毛質に働きかける作用は、成長期から退行期に移行する現象を促進する。
【TGF-β2】:別名トランフォーミング成長因子-β2:毛質に働きかける作用は、成長期から退行期に移行する現象を促進する。
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