【髪の毛に良い事を知る】（女性の更年期とホルモンの関係）

前述のように、頭皮には、女性ホルモンが分泌されていることをお伝えしましたとおり、毛髪には、女性ホルモンのエストロゲンが、作用しています。

このエストロゲンの影響は、特に更年期に髪の毛のトラブルが起こりやすくなります。

女性ホルモンのピークは、20代。30歳を過ぎると少しずつ減り、45歳～55歳の更年期には、急激に減り始めます。このように、女性ホルモンが減ると相対的に、男性ホルモンの影響が強まり、さらに髪への影響が目立つようになります。

特に、女性は、若いころから、パーマやカラーリングなどで毛髪を傷めています。さらに、過度なダイエットなどで長期間月経がない女性＝女性ホルモンの分泌されなくなり、抜け毛が増えてきます。

年を経て、閉経前後は、さらに、抜け毛が多くなります。
女性ホルモンは、自律神経や感情の働きをつかさどりますので、ストレスはためないように心がけましょう。