【ステロイドの投与にもLPSが効果を発揮する】

ステロイド(副腎皮質ホルモンの1つ)。できれば、使用したくないお薬ですが、症状によっては、ステロイドを使用しなければ、症状が悪化するものもあり、抗炎症剤として、とても強力に炎症を抑える力があります。長い期間にわたり、使用することで、皮膚が薄くなったり、骨粗しょう症や高血糖、感染症のリスクを高めるなどの副作用があるため、使用にあたっては、注意が必要です。

この副作用は、免疫細胞がアポトーシスと呼ばれる細胞死を誘導させることが、関係しています。

しかし、LPS でマクロファージを活性化しておくことで、細胞死を回避することができ、LPS を併用することで、ステロイドの副作用が軽減されます。

次回は、【LPS の防ぐ力】

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